縮む“爆買い”への対応策は
記事リンク
記事要約
中国人旅行者などが高額商品を大量に購入する“爆買い”。しかし、恩恵を受けてきたデパートの外国人向けの売り上げは、4月、5月と2か月連続で前年同月比マイナスと爆買いの減速が鮮明になっている。買い物をした客の数はおよそ23万人と、去年の同じ月に比べて12.7%増えた一方、1人当たりの買い物額はおよそ5万7000円で、26%の大幅な減少になっている。爆買いの減速にどう対応していくのか。これまで免税カウンターの設置など、訪れる外国人旅行者の買い物を便利にする取り組みに力を入れてきたデパート各社は、旅行者を呼び込むため、攻めの対策に相次いで乗り出しています。